書評

宮寺達也が選ぶ「これからブレイクする漫画5作品」

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出典:「吸血鬼すぐ死ぬ」(1) 表紙

GWは絶好の引きこもりチャンスである。私もこれまで忙しくて鑑賞できていなかった漫画、アニメ、ドラマ、バラエティの消化に勤しむ予定である。

そんな人達がGWをより楽しむために、池上彰が選ぶ「GWにどこにも出かけない人に薦めたい3冊」や、「今読んでいて、5月に新刊が出るマンガ一覧」という記事が出ている。

私も流れに乗って、GWに是非読んで欲しい漫画を紹介したい。ただし、私が紹介する漫画は、まだアニメ化もドラマ化もされておらず、まだ世間に十分に広まっていない作品だ。これからブレイクが予感される期待の漫画を、私の独断と偏見でオススメしたい。


吸血鬼すぐ死ぬ

週刊少年チャンピオンで連載中の、すぐ死んでしまう吸血鬼のドラルクと吸血鬼ハンターのロナルドが、新横浜を舞台にドタバタ劇を繰り広げるギャグ漫画である。

吸血鬼が題材と言われると最早使い古された感があるが、この漫画はとにかく主人公を取り巻くサブキャラクターが面白い。ペットのアルマジロ、近所の小学生、コンビニの店長、バーのマスターから警察官、ハンター仲間、編集者がこれでもかと小ネタをぶっ込んでくる。

彼らに翻弄されるドラルクとロナルドがツッコミまくる姿は飽きることのない面白さだ。近い将来にブレイク確実な作品だ。

吸血鬼すぐ死ぬ
作者:盆ノ木 至
少年チャンピオン・コミックス(既刊1〜5巻)

 

 

 

 

MAJOR 2nd

週刊少年サンデーで連載中の、NHKで第6シーズンまでアニメ化された大人気野球漫画MAJORの正式な続編である。

主人公の茂野大吾は、前作MAJORの主人公・茂野吾郎の息子である。いつもオラついていた父親と違い、大吾は野球の才能に恵まれず、野球を辞めてしまったという珍しい主人公である。

大吾がコンプレックスや度々立ちふさがる障害に悩みながらも、野球と向かい合い、努力しながら少しづつ上手くなって行く姿が丁寧に描かれており、毎週続きが気になって仕方が無い。

前作のファンはもちろん、MAJORを読んだことのない人にもオススメできる作品だ。

MAJOR 2nd
作者:満田 拓也
少年サンデーコミックス(既刊1〜8巻)

 

 

 

 

モンキーピーク

週刊漫画ゴラクで連載中の山岳パニックホラーである。

藤ヶ谷製薬は社員の結束を高めるため、登山レクリエーションをしていた。そこに巨大な猿のような生物が現れ、藤ヶ谷製薬社員36名を次々に襲っていく。

パニックホラーとしてもスリリングなストーリーであるが、猿の正体や主人公の過去、裏切り者の正体といった謎が散りばめられており、山という密室を舞台にしたミステリーとしても楽しめ、続きが非常に気になる作品だ。

モンキーピーク
作者:粂田晃宏 (著), 志名坂高次 (イラスト)
ニチブンコミックス(既刊1〜2巻)

 

 

 

 

疾風の勇人

週刊モーニングで連載中の、実際の第58代内閣総理大臣・池田勇人の活躍を描いた歴史漫画である。

作者の大和田氏は「ムダヅモ無き改革」や「機動戦士ガンダムさん」でも知られたギャグ漫画家であるが、本作は実際の戦後日本氏に忠実に再現しながらも、大和田氏の脚色が光る異色の歴史漫画になっている。

ストーリーは史実に忠実なだけあって非常に硬派だ。しかし、その中に容赦なく差し込まれる大和田節がタマラない。話の先がわかっているのに、どんどんストーリーに引き込まれ、しかも明るく楽しめる内容になっている。

池田勇人元総理は歴代総理の中でもそれほど知名度が高い方では無い。在任中に何をしていたか知らない人も多いだろう。そんな人にこそ読んで欲しい作品だ。

疾風の勇人
作者:大和田 秀樹
モーニング KC(既刊1〜5巻)

 

 

 

 

ハッピィミリィ

ジャンプSQ. で連載中の、生後3日で歩き始め、1週間で言葉を話し、現在の身長は150cmという異常スピードで成長している0才6か月の雛方ミリィが巻き起こす日常を描いたギャグ漫画である。

元気に理不尽に暴れまわるミリィに振り回される日常を楽しみながらも、ミリィを暖かく見守る家族の優しさにほっこりする。最初はミリィと姉の掛け合いが中心だが、どんどん強烈なニュー赤ちゃんが登場し、回を追うごとに面白さが増して行く。

実はミリィよりも強そうなママや、弱くても娘のために頑張るパパの奮闘がツボだ。是非ともミリィのパパとママの結婚前のエピソードが読みたい。

ハッピィミリィ
作者:城戸 みつる
ジャンプコミックス(既刊1巻)

 

 

 

 

以上の5作品が、私がGWに一押しするネクストブレイクの漫画だ。まだ巻数も多くない作品ばかりなので、是非とも読んでみて欲しい。

この宮寺、かつてはデトロイト・メタル・シティや孤独のグルメをブレイクの遥か前から会社の昼礼で紹介した実績を誇る。この私が紹介した作品達、どれも読んで貰えばハマること請け合いだ。

-書評

author : 宮寺達也

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