裁判

音喜多(おときた)駿氏から提訴された損害賠償請求訴訟。第6回弁論(弁論準備手続)のご報告

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元都議会議員であり現参院議員の音喜多(おときた)駿氏(以下、「音喜多氏」)から提起された訴額280万円(慰謝料110万円ほか謝罪広告掲載など)の損害賠償請求訴訟につきまして、12月5日(木)午前11時、東京地方裁判所民事第47部書記官室において第6回弁論(第5回弁論準備手続)が行われ無事に終わりました。

この度はまず第6回弁論のご報告を、そして第7回弁論のご案内も兼ねさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

第6回弁論(第5回弁論準備手続)のご報告

第6回弁論でやりとりされた内容は以下の通りです。

出席者:裁判官、原告(音喜多氏)側弁護士1名、被告(宮寺)側弁護士2名

(原告) 第3準備書面陳述。

(裁判官)原告に2点質問する。まず1点目、「原告が希望の塾の会計責任者を交代した事実を都議会議員選挙までの間に公表しなかったこと」について。ここは被告が繰り返し述べているところで、被告は「b」「原告は都民ファーストの会の会計責任者の交代は公表しているが、希望の塾の方は公表していない」が事実であると主張している。原告の主張である「記者会見で公表しているため、事実ではない」は、この被告の主張を理解した上での主張なのか?

(原告) 都民ファーストの会の会計責任者を交代したことを公表したとの趣旨で記載した。

(裁判官)それでは、希望の塾の会計責任者の交代を公表したということはなく、「b」は事実であるという整理で良いか?

(原告) それで良い。

(裁判官)ではこの内容を第5回弁論準備手続の期日調書に記録しておく。

(裁判官)次に2点目。訴状には、ブログ記事1の内、①~⑥(※)の箇所を指摘している。この①~⑥が名誉棄損に該当すると原告が特定したという理解で良いか?
(原告) それで良い。

(裁判官)第3準備書面では「免責要件も満たさない」として①~⑥に含まれない表現が出て来ているが、これは①~⑥に追加するものでは無いということで良いか?
(原告) それで良い。

(裁判官)訴訟の進行については、次回は被告側に反論を検討してもらうという事で良いか?
(被告) 了解した。

(裁判官)次回期日は2020年1月27日(月)13時30分とする。書面提出期限は2020年1月20日(月)とする。

※①「タイトル」、②「音喜多都議は公的な政治団体の役職変更を隠蔽し、都民を騙したまま都議選に当選したのだ」、③「音喜多都議は「希望の塾の会計責任者交代」を全く情報公開していない」、④「肝心の希望の塾の会計責任者の交代についてはあらゆるメディアを通じて全く情報公開せず、隠蔽していたことが音喜多都議自身によって明らかになった」、⑤「そして最も問題なのは、音喜多都議が会計責任者の交代をずっと隠蔽していた事だ」、⑥「しかし実態は会計責任者をあっさりクビになり、少数会派の幹事長という名誉職をこなすのが精一杯という低スペックの無能議員だったのだ」 なお文字数が多いため、訴状の記載より一部を省略しております。

以上となります。

音喜多氏、「記者会見で希望の塾の会計責任者の交代を公表してない」と認めました。調書にもばっちり記録されました。これってこの訴訟の原因です。絶対に譲れない主張だからこそ、音喜多氏は言論での反論を放棄し、訴訟に頼ったんですよね。あっさり認めるなら最初から訴えちゃダメでしょ。

音喜多氏の「これは完全に事実無根なので、反論しておく」とはなんだったのか?

改めてこの訴訟がなぜ起きたのか振り返りたいです。

まず、私がブログ「音喜多都議が隠蔽していた希望の塾の会計責任者の交代」をUP。

音喜多氏がツイッターで「これは完全に事実無根なので、反論しておく」と抗議。

私が「都民ファーストの会の会計責任者交代は記者会見で発表していた。しかし肝心の希望の塾の会計責任者交代についてはやはり公表していなかった」と確信し、ブログ記事を一部修正。

音喜多氏が週刊文春のセフレ記事騒動について上田令子都議の関係者を訴えたと公表、さらに上田都議を糾弾するブログ・ツイートにつなげて「事実と異なる執拗な誹謗中傷」を提訴したと、さりげなく私への訴訟をほのめかす。

このように音喜多氏は一貫して、私が主張している「音喜多氏は希望の塾の会計責任者の交代を公表しなかった」を「完全に事実無根」「明らかな誤報」「事実と異なる執拗な誹謗中傷」と強い口調で否定し、提訴するに至ったのです。

その訴訟が始まってから半年、著作権侵害の範囲という関係のない部分で時間を浪費し、6回目にしてようやく肝心の「音喜多氏は希望の塾の会計責任者の交代を公表したか否か」について主張を戦わせました。

私からすれば当然に事実と認めるべきなんですけど、訴訟の原告にとっては絶対に譲れない主張でしょう。本音では事実とわかっていても自分では決して認められない、わずかな可能性に賭けて裁判官に白黒つけて欲しいから訴えたんでしょう。

1回目であっさり認めるなら最初から訴えるなって話ですよ。結局、正真正銘のスラップ訴訟だったって事です。

こちらは音喜多氏の更なる反論に向けて大量の証拠、証言を用意しているのに全部無駄になりましたわ。何よりも訴訟が仕事にも影響が出て大迷惑しています。それなのに訴訟の意味が無かったとか本当に許せないですよ。

第7回弁論(第6回弁論準備手続)について

第7回以降の弁論も非公開で進めます。

第7回弁論(第6回弁論準備手続)

期  日    令和2年(2020年)1月27日(月)13時30分

場  所    民事第47部書記官室(非公開)

事件番号    平成31年(ワ)第4778号

担当部署    民事第47部B係

つきましては次回以降も傍聴できませんので、裁判の詳細をお知りになりたい方は民事事件記録の閲覧制度をご利用ください。閲覧の方法は前回のご案内に記載していますのでご確認ください。

裁判資料の閲覧について

もちろん私は音喜多氏の訴えは極めて不当なスラップ訴訟であると考えており、今後も全面的に反論していきます。

今後とも応援、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

第5回弁論までの経緯はこちらにまとまっております

弁論も第6回となり過去記事も多数に渡って来ました。そのため改めてこちらにまとめさせていただきます。

2019年4月6日(土) 訴状受取のご報告

2019年5月16日(木) 第1回口頭弁論

2019年6月24日(月) 第2回弁論(第1回弁論準備手続)

2019年7月31日(水) 第3回弁論(第2回弁論準備手続)

2019年9月10日(火) 第4回弁論(第3回弁論準備手続)

2019年10月23日(水) 第5回弁論(第4回弁論準備手続)

今後とも引き続きの皆様の応援・ご支援の程、よろしくお願いいたします

音喜多氏は私に対してスラップ訴訟を起こしたばかりに北区長選に落選するという事態を招きました。しかし皆様もご存じの通りその後参院選に当選し、一般人をスラップ訴訟で言論弾圧する国会議員が誕生してしまいました。

音喜多氏は国会議員に当選して強大な金・権力を握り、私のように不当な言論弾圧に苦しむ人がもっと増えてしまう恐れが高まっています。まして、その音喜多氏は訴訟を長引かせるという、被告である私を苦しませる極めて稚拙で卑劣な訴訟戦術を駆使しております。まさにスラップ訴訟です。

しかし実際、これは本当に効果が有ります。

私はフリーで仕事をしておりますが、「音喜多に訴えられている奴と一緒に仕事してるのか」と苦情が発生するのではないかと取引先も心配してしまっております。おかげで満足に取引先も探す事ができず、心労から体調も崩し、現在生活の余裕が極めて無くなってきております。今は本当に皆様の応援、ご支援だけが支えです。

しかしどれだけ厳しい状況に追い込まれようと、私は本訴訟は単に音喜多氏と私の争いではなく、日本の言論の自由を守るための戦いだと思っております。

ただでさえ国会議員との訴訟に苦しむ人を増やしてはいけないのに、音喜多氏に訴えられた人の苦しむは普通の訴訟の比ではありません。そのため音喜多氏がどんなに権力やお金を握り強大になろうと、可能な限り前を向いて最後まであきらめずに戦っていきます。

どうぞ引き続き皆様の応援とご支援の程、切に切に、よろしくお願い申し上げます。

2019年12月5日
パテントマスター・宮寺達也

                   
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author : 宮寺達也



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