政治

音喜多(おときた)駿氏「参院選に落ちたら都知事選に出ようと思ってる」 アントニオ猪木「出る前に負ける事考えるバカいるかよ」

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出典:アントニオ猪木「出る前に負ける事考えるバカいるかよ」

7月2日(うどんの日なのでセブンイレブンの焼きうどんを食べた)、維新から参院選に出馬する音喜多駿氏と柳ヶ瀬裕文氏の2人が記者会見し「東京政策2019」を発表した。

「なんじゃそりゃ?」と思う人がほとんどだろうが、「東京を地盤として国政に挑戦する以上、特に東京を中心とした重点公約を掲げることは必然」らしい。

「いや、その理屈はおかしい」とツッコもうと思ったらその前に「気の毒すぎてとてもツッコめねェよ」って発言が飛び出してしまった。

(動画13分12秒より)

音喜多氏「私は参院選を勝ち上がり国政の立場でこの政策を進めるつもりだが、万が一、不覚を取るようなことがあれば、来年の都知事選に挑戦するくらいの覚悟をもって、この政策を推し進めたい」

いや、あかんやろ。「落ちたらただの人」とも言われる国政選挙で記者会見でこんな間抜けな発言を堂々と発表するのは前代未聞では無いか。

2013年に同じ維新の会から参院選に出馬して当選したアントニオ議員ならこう説教するはずだ。

アントニオ猪木「出る前に負ける事考えるバカいるかよ」

せっかく当選可能性が上がったのに「落ちたら都知事選」発言そのものが不覚を招くかもね

この発言は日刊スポーツでも取り上げられ、もう批判殺到である。ツイッターでもヤフコメでも完全炎上状態である。

音喜多駿氏、参院選落選なら「都知事選挑戦の覚悟」

ツイッターの反応

Yahoo!ニュースコメント

流石にやっちまったと思ったのか。音喜多氏は記者会見後に更新したブログで

地下鉄の経営一元化等の「東京重点政策」発表。燃え上がるほど強い覚悟を持って、実現に挑む

タイトルはセンセーショナルでありますが、記事本文を読んでいただければ&動画を見ていただければわかるように、「それくらいの覚悟をもってこの3つの東京政策を進める」という想いを述べたものです。

そもそも6人が当選する参院選に負けるような候補者が、1人しかいない都知事選挙に受かるわけもありません。

表現が強くなった結果、ご心配を招いてしまったのは不徳の致すところではありますが、それくらい強い想いを持ってこの東京政策を進めて行きたいという気持ちは本心であると、この場を借りて改めて申し上げます。

と言い訳したけど、表現を強くするならば「非常に厳しい戦いですが石にかじり付いてでも当選する」って言うはずでしょ。

「落ちたら都知事選に出馬」が政策を進める覚悟の強さを表したと言われても、そもそも東京の政策を進めたければ都知事の方が圧倒的に有利なんだから「最初から都知事選に出ろや」って思われるだけ。

普通にこの発言を聞いて思う事は、

「そもそも参院選は負ける前提なんだな」

「都知事選に出ても落ちるだろうし、もう政治家は諦めて選挙芸人になるのかな」

って所である。ネットでも

「マック音喜多」

なんて言葉が飛び交っている。ちなみに「音喜多イエス」「ドクター音喜多」なんてのも。

せっかく当選確実だった山本太郎氏が全国比例に回って、圏外だった音喜多氏にもチャンスが巡って来たのにこの「不覚を取ったら」発言自体が不覚をとる原因になるかもね。

本気で都政をやりたければ都議会議員を辞めないはず

そもそも参院選の公約として「本気で東京の政策を実現する」とか言ってる時点でおかしいのである。なぜなら音喜多氏も柳ヶ瀬氏も「都議会議員を辞職して参院選に出馬している」んだから。

そりゃ、

「東京の政策を本気でやりたいなら都議会議員を辞職するなよ」

「そこまで本気だったんならなんで都議会議員時代にやらなかったんだ」

って批判が殺到する訳である。

私には「東京政策2019」とやらは都民ファーストの会のフィーバーを真似ただけの、東京都民からの票を期待しているだけの空手形にしか思えない。

はっきり言って1人2人の参院議員が、ましてや当選しても少数会派の参院議員が東京都の政策に影響を与える事なんて出来ない。

「東京政策2019」

1 偏在是正措置の抜本的見直し

2 東京五輪のコストを完全情報公開

3 東京メトロと都営地下鉄の経営一元化

となっているが、「偏在是正措置」とは東京都の税収の地方分配などを指しているはずだが、これは国家予算の問題なので衆議院に優越がある。参院議員が口を出しても効果はゼロだ。

東京五輪や都営地下鉄の問題に至っては完全な都政マターであり、都知事・都議会がやる事だ。これに参院議員が影響を及ぼせるはずがない。都議会で都知事に質問ができ、議案に投票出来る都議会議員の方が圧倒的に影響力を持っている。

これは別に私の独断と偏見ではない。音喜多氏自身が証明した事である。

音喜多氏は都議会議員を務めていた約6年、その政策の実現のために参院議員の力が役に立ったなんて報告を一度もしていない。それどころか、松田公太参院議員が立ち上げた「日本を元気にする会」に入党し、すぐに離党している。

そしてあたらしい党のクラウドファンディングでも

「いきなり国会議員を目指しても、実は政治や社会を変えることはできません」

と支持者に訴え、約1200万円の寄付を募集する事が出来た。

参院議員が東京の政策を訴えても全く覚悟は感じられない。それは音喜多氏自身がこれまでに証明して来た事である。ただ伝わったのは「落選してもとにかく目立ち続けたい」という名誉欲だけである。

相手に責任を転嫁する「心配を招いた」は、最低最悪の謝罪表現

そして音喜多氏はこの発言について撤回するでも謝罪するでもなく、

「ご心配を招いてしまった」

と「心配したのは読者・視聴者の勘違い」であるかのように説明している。「いや、別に心配してねーよ。あんたが言った事をそのまま受け止めただけだよ」と思ったと同時にある記事を思い出した。

相手に責任を転嫁する「誤解を招いた」は、最低最悪の謝罪表現

日本大広報部コメント全文(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30837230S8A520C1CC1000/

この後に及んで、監督らの指示を否定して学生側に責任転嫁をする内容。特に度し難いのは下記の部分です。

>監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、(中略)誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。

…これを一読して、誠意ある謝罪だと受け取れる人が果たして存在するのでしょうか?

改めて、「誤解を招いた」というのは謝罪の仕方として最低最悪のものだと痛感します。

これは相手側に完全に責任を押し付ける言葉以外の何者でもなく、日大サイドの無責任・不誠実な態度を象徴するものになっています。

と、日大アメフト問題で「誤解を招いた」と書いた日大広報部を全面的に非難している。結果的に内田元監督の指示は無かったのでこれは「確かにみんなが誤解していた」事例なんだけどね。

だがまあ言いたいことはわかる。だからここは音喜多氏の主張に賛同したい。音喜多氏の言い訳は、

「心配を招いた」という音喜多氏のブログを「一読して、誠意ある謝罪だと受け取れる人が果たして存在するのでしょうか?」

私も「心配を招いた」というのは「謝罪の仕方として最低最悪のものだと痛感します」

音喜多氏の「無責任・不誠実な態度を象徴するものになっています」

って事だよね。しかしこんな数えきれないブーメラン持ちの音喜多氏は参院選に当選した方がヤバイのでは。国会議員の注目度は都議会議員の比では無い。費用弁償170万円「麻原アーチャリー」発言、これらは仮に当選したらスルーされる問題では無いよ。

せっかく当選確実だった山本太郎氏が全国比例に回って、圏外だった音喜多氏にもチャンスが巡って来たけど、取らぬ狸の皮算用をする前に過去を整理した方が良いと思うけどね。

参照:おとやな記者会見中継やるで!⚡おときた駿xやながせ裕文音喜多駿氏、参院選落選なら「都知事選挑戦の覚悟」地下鉄の経営一元化等の「東京重点政策」発表。燃え上がるほど強い覚悟を持って、実現に挑むあたらしい政党を作って、日本の政治を本気で変えたい!音喜多新党を立ち上げます相手に責任を転嫁する「誤解を招いた」は、最低最悪の謝罪表現



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author : 宮寺達也



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