国政選挙

音喜多(おときた)駿氏もあたらしい党も完全に「NHKから国民を守る党」に負けている

投稿日:

出典:NHKから国民を守る党 公式ブログ

「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏が6月10日にこんなブログをUPした。

レイプ疑惑や妻との不倫OK契約書で有名な音喜多俊【おときたしゅん】氏が日本維新の会から参議院議員に立候補する本当の理由

このブログ(正確には動画だが)で立花氏は音喜多氏をこき下ろしまくっている。

「NHKから国民を守る党」はここ数年勢力を伸ばして来た地域政党である。政策は「NHK受信料をスクランブル化する」の1つだけのシングルイシュー政党で、色々と問題も多いのだが確実に勢力を伸ばしている。この4月の統一地方選の結果、所属議員は31人にも上っている(6月22日現在)。

そして代表の立花孝は「NHKから国民を守る党」として参院選に10人の立候補者を出し、自らも全国比例に出馬する事を宣言している。

どちらも色々と胡散臭い地域政党だし、私はどっちも全く応援しない。だけど政治家としての軍配は立花氏に上がる。自ら代表を務めるあたらしい党ではなく維新にすがって参院選に出る音喜多氏とは雲泥の差である。

言いたい放題の「NHKから国民を守る党」の代表・立花孝志氏

立花氏のブログは正確にはユーチューブの動画なので、文字起こしはしんどい。興味がある人はここから見て欲しい。

この動画で立花氏は、

「統一地方選を見て貰えばわかりますが維新の会はNHKから国民を守る党より人気がありません」

「音喜多さんは過去にレイプをして起訴猶予になりました。起訴猶予とは罪が無かったという事ではなく、被害者と示談をしたので、起訴して罰するまではしないって事なんです」

「音喜多さんは奥さんと不倫を容認する契約書を結んでいます。そしてそれを週刊文春にスクープされて大激怒しています。政治家ならプライベートも公開すべきです。『俺は不倫を容認しているけど有権者の皆さんどうですか』と」

「音喜多さんは99.9%落ちます」

「東京選挙区から出す人身御供として音喜多氏が選ばれた」

「柳ヶ瀬さんは当選します。一緒に参院議員として頑張りましょう」

と言いたい放題である。なおこれは動画の抜粋であり、文字起こしの正確性は保証できません。

「柳ヶ瀬氏は長谷川豊の問題で責任を取って東京選挙区から出なければ行けなくなった」などとデマも発信しているのは問題だが、率直に言ってあたらしい党の情報発信より100倍面白い。

「情報公開」を売りにしているあたらしい党であるが、党総会でも維新からの出馬を隠していたり、スラップ訴訟への批判について全く無視したり、幹事長が代表の参院選を完全スルーするなど、情報隠蔽の姿勢が強まって来たあたらしい党は情報発信で完全に負けている。

「代表自ら出馬」「新しいキャッチーな政策」完全に負けている音喜多氏

音喜多氏はかねてから「NHKから国民を守る党」を酷評している。自らが応援した維新候補が落選した足立区議選など「某政治団体」「売名行為」「悪質過ぎる行為」と散々にけなしている。

そういえば有料noteでも「維新は「NHKから国民を守る会」とやらにも負けてます」と、維新と「NHKから国民を守る党」が同レベルの泡沫政党のように書いていた。

でも、あたらしい党の区議は各区議会で「NHKから国民を守る党」と統一会派を組んでいるんだけどね。

このように音喜多氏は「NHKから国民を守る党」を違法行為を容認する団体として下に見ているようだ。しかし有権者の評価は逆だ。

あたらしい党には10人の市議・区議が所属しているが、「NHKから国民を守る党」は31人だ。まず勢力で完全に負けている。おまけにあたらしい党は2人がほぼ離脱し、幹事長も内紛状態でボロボロであるから話にならない。

やはり「NHK受信料をスクランブル化する」というこれまでの政党にない「新しい」キャッチーな政策が受けているのだろう。「NHKから国民を守る党」の政策は有名だが、あたらしい党の政策を言える人は一体何人いるだろうね。

しかし何より負けているのが、代表の政治に掛ける姿勢、覚悟だ。

「NHKから国民を守る党」の代表・立花孝志氏は落選覚悟で全く地縁もない大阪府堺市長選に「NHKから国民を守る党」公認として出馬した。葛飾区議を辞職してまでである。「党の宣伝目的」と最初から当選を前提にしていないにも関わらず、若年層を中心に1万4,110票を獲得した。

そして参院選では「NHKから国民を守る党」公認として全国比例に出馬する。「NHKから国民を守る党」が全国比例で1議席取れるかどうか、それは音喜多氏が東京選挙区で当選するのと同じレベルで困難な情勢ではある。

だが代表自らが先頭に立って選挙を戦うのは極めて真っ当な姿勢だ。これは自らの政党の是非を有権者の判断に委ねており、民主主義が機能しているからだ。

なお私は「NHK受信料をスクランブル化する」という主張には大いに賛成だが、「NHKから国民を守る党」の行動には疑問が多く一切支持しない。

なので私にとっては支持しない同士の争いではあるが、立花氏の圧勝というのは客観的で真っ当な評価であろう。

音喜多氏は「レイプ疑惑」「セフレ契約」とまで言われてるのに、こっちは訴えずにスルーするの?

ちなみに「NHKから国民を守る党」は全国比例だけでなく、東京選挙区にも候補を立てる。しかも7人もだ。その内1人をメインにして、7人分のポスターを並べて1人を応援する7連ポスター(※)を貼ると豪語している。

供託金だけで2100万円掛かる上、6人分の1800万円は没収される。極めて無謀だが「新しい」とは思う。この点でもあたらしい等の完敗だ。

だが立花氏個人は色々と過去に問題がある人だ。そもそもNHKで不正経理を行い懲戒処分を受けていたり、森友学園に関連して名誉毀損訴訟を起こされて敗訴したり、その慰謝料の支払いを拒否していたり、問題だらけである。

そんな立花氏に「レイプ疑惑」「セフレ契約」と過去の行動を批判された音喜多氏の心中は如何なものであろうか。今の所、ブログでもツイッターでも完全にスルーしている。

でも普通に考えて、こっちの方こそ名誉毀損で訴えるべき案件じゃないの?

私が音喜多氏からの訴訟を「スラップ訴訟」と批判するのは、訴えられてしんどいとかムカつくとかじゃない。客観的に見ても「希望の塾の会計責任者交代を黙っていた」という事実の指摘に対して「虚偽だから慰謝料を払え」と訴えられたからだ。明らかに訴えが間違ってるから批判しているのだ。

音喜多(おときた)駿氏から提訴された損害賠償請求訴訟のご報告と、訴訟費用の支援のお願いについて

名誉毀損訴訟とは「事実でない事を喧伝された」「プライバシーに関わる情報をバラされた」など、公益にそぐわない情報発信に対して行われるものだ。だったら、音喜多氏は立花氏のこのブログこそ訴えるべきではないのか。

どう考えても公益に関係ない音喜多氏のプライバシーについて発信しているし、維新の候補者選定についてデマも発信している。

なぜこちらを訴えず私を訴えるのか。とても合理的な理由は思いつかないので、是非とも「情報公開」してほしいものだ。だって「情報公開野郎」なんでしょ。

このままスラップ訴訟への矛盾・批判をスルーしてたら北区長選の再来だ。知らねーぞ、東京選挙区で「NHKから国民を守る党」の候補に負けても。

参照:NHKから国民を守る党レイプ疑惑や妻との不倫OK契約書で有名な音喜多俊【おときたしゅん】氏が日本維新の会から参議院議員に立候補する本当の理由選挙管理委員会は、足立区議選の「投票無効」を防げなかったのだろうか?参院選東京の順位予測 3位吉良氏2位山口氏、音喜多氏は?堺市長選

※ なんかダメになったらしい。

7連ポスターはダメ の理由と今後の対応 NHKから国民を守る党 参議院選挙

                   
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author : 宮寺達也



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