教育

「子どものため」と言いながら10歳の不登校ユーチューバーをスルーする連中

投稿日:

出典:学校以外でも知識を身につけるためにやったらいい事を話した

10歳の不登校ユーチューバーがメディアに登場したのが5月5日なので、ほぼ1ヶ月が経過した。私は当初から「これは違法な児童労働だ」と懸念し、警鐘を促す記事を書いてきた。

10歳の不登校ユーチューバーは児童労働を禁止した国際条約違反では

10歳の不登校ユーチューバーは子役とは違う。児童虐待で行政が介入すべき

10歳の不登校ユーチューバーに対して学校の是非を論じても相手の思う壺

所詮一発屋以下の存在なので最近はすっかり話題にもならなくなった。動画再生数もすっかり落ちて来ている(低評価の多さは相変わらずだが)。このままでは動画収入が減ると父親は焦ったのか、なんか賛成一派を集めてメディアに寄稿したりしているがやっぱり不発である。

不登校ユーチューバーを批判する声の多くは「不登校という不法な手段で儲ける事」へのものだったと思う。だから皆から忘れられ、ユーチューブの動画再生数も伸びなくなったら批判もすっかり減ってしまった。

だが、どんなに収入が減っても違法な児童労働という実態は変わっていない。むしろ今後、収入を上げるために無理をさせる可能性が大だ。私は引き続き、違法な児童労働をしっかりと告発していきたい。

しかし改めてこの1ヶ月を振り返って気になる事がある。それは普段から子どもの問題に熱心に発言してきた人の中に、不登校ユーチューバーを完全スルーし続けてる人がいる事だ。

フローレンスの駒崎氏、元都議会議員の音喜多氏、尾木ママ、不登校ユーチューバーを完全スルー

普段から児童虐待など子どもの問題に熱心に発言している人は、当然に「10歳の不登校ユーチューバー」という問題に何かしらの反応を見せている。

中でも最も的確な情報発信をして来たのが、実際に子役として「子どもの労働」をして来た春名風花さんだ。早くに問題の本質である「違法な児童労働」に着目し、子役の実態の紹介など私も大変に参考になる情報を届けてくれた。そして問題が解決していない今も発信を続けている。

他にも高須院長もツイッターで厳しい言葉を掛けており、大変に拡散されていた。

無論だがあらゆる人の発言をチェックした訳じゃないし、そもそも世間的にもトップニュースという訳でもない。

しかし「普段、あれだけ子どもの問題に敏感に反応してギャアギャア偉そうに言ってたのに10歳の不登校ユーチューバーはなんでスルーするんだ?」と不自然に思った人がいる。

その中でもパッと名前が出るのが、

・「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を目指す認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏

・都議会議員として、北区長候補者として待機児童問題や児童虐待を全力で解決しますと約束していた音喜多駿・元都議会議員

・とにかく子どもの問題となると、「子どもの味方」として適当な事をギャアギャアわめいていた尾木ママ

の3人である。

「保育園落ちた日本死ね」、虐待事件、南青山の児童相談所、受動喫煙などは大騒ぎしたのに

この3人に共通するのは、とにかく「子どもの味方」の立場で発言している事である。

古くは「保育園落ちた日本死ね」、1月に起きた悲惨な心愛ちゃんの虐待死、昨年に起きた南青山住民の児童相談所への反対運動など、子どもが関わる事件・社会問題では必ず「子どもの味方」として大人を口汚く罵って来た。

特に音喜多氏や駒崎氏は受動喫煙問題にも熱心で、「子どもに受動喫煙させるのは殺人」とまで言い張り、合法な範囲での喫煙をも口汚く罵って来た。

また尾木ママはいつも事実関係を確認せず、「子供が嘘つく訳ない」という近代社会にあるまじき「推定有罪」の論理を振りかざし、ニュースになった大人を口汚くバッシングし、マスコミによる私刑の立役者になっている。例えば、体操協会のパワハラ問題で冤罪を着せられた塚原夫妻などが被害者だ。

そんな3人からすれば、まさに児童虐待である「10歳の不登校ユーチューバーの児童労働」は大変な問題のはずだ。いつものように口汚く父親の中村幸也氏を批判しなければならないのだが、少なくとも6月4日時点でそんな情報発信は確認できない(あったら撤回しますのでその場合はご連絡ください)。

尾木ママは5月7日に、

学校は休んでいい法律もあるんだよ!!

となんだか関係あるんだか無いんだかわからないブログをアップしただけで、具体的に批判したようには見えない。

尾木ママはEテレの「ウワサの保護者会」で「シリーズ 虐待を防ぐには」というコーナーを担当している。公共放送で虐待防止について語る人とはとても思えない。

人間は「発信しない事」にこそ本質が現れる

無論、この3人が10歳の不登校ユーチューバーをスルーしているというのは悪魔の証明だ。大変に難しい。

もしかしたらどこかで発信しているかもしれないし(何度も言いますがあったら撤回しますのでその場合はご連絡ください)、発信しない理由も様々に想定できる。

「単にニュースを知らなかった」

「児童労働が違法とは知らなかった」

「児童労働は違法だけどどうでも良い」

「小学生以上の子どもの問題はどうでも良い」

「ビジネスチャンスになりそうなのでダメだと思うけど批判しない」

などなどである。

ただ、何れの理由にしても「子どものためを第一に考えて行動している」という過去の言動には矛盾を感じてしまう。結局は、子どものためというのも自分の利権のポジショントークに過ぎなかったのか、と。

これだけ情報が溢れている時代、情報を発信するのは当然で、むしろ発信しない事にこそその人の本質が現れる。

都合の悪い事を発信すると墓穴を掘ったり過去の言動と矛盾するので、「沈黙は金なり」とその問題をスルーするのだ。そして「発信しない」は悪魔の証明になるので追及もされにくい。

ただ、情報の量だけでなく情報解析の技術もどんどん向上している。「発信しない事」について解析され、その裏の醜い本性を露わにされる時代になっている。

そう、私が「音喜多氏が希望の塾の会計責任者について黙っていた」と暴露したように。

そして、やはり音喜多氏はよっぽど都合が悪かったのだろう。訴訟を起こしてまで私の記事を潰そうとしているからね。

無論、これは私自身にも言える事だ。今後は過去の発言はもちろん、「過去に発言しなかった」事も含めて人々の審判にさらされる事を自覚していかなければならない。

参照:「不登校ユーチューバー」父親の本音児童相談所反対を叫ぶ南青山住民に知ってほしいこと(舛添 要一)【南青山・児童相談所問題】反対住民説得に必要なことを過去の事例から学ぶ尾木ママ オフィシャルブログ音喜多(おときた)駿氏から提訴された損害賠償請求訴訟のご報告と、訴訟費用の支援のお願いについて



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-教育

author : 宮寺達也



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