僕にとって同世代のアイドルといえばSPEEDだ。
「少女で年下のアイドル」のようなイメージが強い人が多いかもしれないが、彼女たちは1981〜1984年生まれなので、僕のような1980年生まれ・松坂世代にとってはほぼ同い年の子が頑張ってる感じがあった。
そんなSPEEDの4人でも私がファンだったのが上原多香子だった。1人だけ雰囲気が違った。なんか年上の先輩の色香って感じがしてた。実は最年少の島袋寛子と1つしか違わなくて3つ年下と知ったのはかなり後になってからである。
SPEEDの曲はもちろん、ソロデビューしてからの曲も好きだ。特に第6弾シングル「GLORY-君がいるから-」はこれまでの人生のフェイバリットソングの1つだ。2005年に新人研修で沼津の工場に缶詰になっていた時、ホテルでワンピースが再放送していて丁度エンディングテーマだったからハマったのをよく覚えている。
そんな上原多香子はその魅力のせいか、波乱万丈な人生を送っている。ET-KINGのTENNさんと結婚したと思えば、阿部力と不倫。そのショックでTENNさんは自殺したと言われている。
それから元超新塾のコウカズヤと再婚したのだが、またこいつがどうしようもない野郎だった。
このコウカズヤ、ツイッターで暴言を繰り返し所属劇団を退団処分になったのだが、こいつまるで反省していない・・・・・・
「実体のない匿名の方々と一瞬でも向き合ってしまった僕がいけなかった」これのどこが謝罪?
コウカズヤのツイッターは騒動になった投稿を全て削除してしまったので、今は謝罪ツイートが見れるだけである。
— コウカズヤ (@koh_kazuya) 2019年5月29日
これだけだと「心から深く反省しております」ように見えるがとんでもない。消されたツイートを見れば全く反省していない事がわかる。
コウカズヤが騒動を起こしたのは5月14日であるが、その翌日の15日にこんなツイートを投稿している。
(コウカズヤ)
実体のない匿名の方々と一瞬でも向き合ってしまった僕がいけなかった。思った以上に面倒くさいことになってしまい、僕の周りに多大なるご迷惑をかけてしまった。今は自分が子供だったと反省しております。もう二度とみなさんとは向き合わないので、今後は何を言われても貝にならせてもらいます
そしてこれを含む騒動に関連するツイートを全て削除したのだが、全く謝罪になってない。
自分が暴言を吐いた事を反省するのではなく、リプ合戦で相手をしていたアカウントを「実体のない匿名の方々」と一括りにし見下し、関わった事を失敗したと後悔しているだけだ。誰にも何も謝ってない。
この傲慢さがツイートを消してもなお騒動の火消しにならず退団処分に追い込まれた原因だ。そもそもこいつ自身が名乗っている「コウカズヤ」が本名では無い。
コウカズヤの本名は「高山 和也(たかやま かずや)」であり、コウカズヤは芸名だ。その前はお笑いグループ「超新塾」のメンバーとして「DRAGONタカヤマ」を名乗っていた。
匿名アカウントを「実体のない」と見下している本人が本名を名乗っていないのだから、まるで自分が見えていないただのバカとしか言いようがない。
自殺した上原多香子の元夫・TENNさんへの誹謗中傷。相手が匿名アカウントとか関係無い
そもそも騒動の発端は妻である上原多香子を守るためではあった。上原多香子のツイッターは鍵アカウントなので部外者はその内容を見れないのだが、それが流出してネット記事になった。それに対して、
(コウカズヤ)
鍵アカウントにして、特定の人にしか見れないはずのうちの嫁のツイートが、週刊誌のネットニュースに晒されて、また蚊の大群がウジャウジャ湧いてきました。鬱陶しい。実に鬱陶しい
とツイートしたのだ。ここまでは理解できる。言葉は汚いが、鍵アカウントの内容が流出するのは問題だしあくまで妻を守るための内容だ。
なので騒動に関するツイートが消された後にこの事実だけを見て、「妻を守るために匿名アカウントのクソリプの挑発にうっかり乗って失言して可哀想」と思っている人もいるかもしれない。だが全然違う!
(コウカズヤ)
自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ。ぷー
(コウカズヤ)
もしも僕自身の子供が自殺をしたら、僕は親である自分自身の責任だと思うということです
とコウカズヤは自殺したTENNさんを揶揄するツイートを多数行なっていた。妻のツイートが流出した事を擁護するためにTENNさんの自殺を揶揄する必然性は全く存在しない。
だからツイートを消しても批判が殺到し続けていた。それを重く見た劇団が退団処分にしたのだ。
これをコウカズヤの愚かさが招いた自業自得以外にどう表現しよう。
相手が匿名アカウントだったとか関係無い。ただただコウカズヤ氏が悪い。だから処分された。それだけの当たり前の話なのだ。
匿名アカウントにも実体はある。それに気付かずに見下していた傲慢な人間の必然
確かに「自分は何言っても正体がバレない」と思って強気になって、「お前、顔出し実名なら絶対言えないだろ」という罵詈雑言を繰り返す匿名アカウントは多い。今回の騒動を受けてかはわからないが芸人の古坂大魔王が、
くだらない事で、暇な人とツイッターで喧嘩しても勝てやしないよ😘👍🏻!
だって何言われても返信する時間あるもん。ググって揚げ足取れるもん😘👍🏻!
で、そんなことばっかりやってるから、誰からも求められずに暇なんだもん😘👍🏻!このループだもん😘👍🏻!バランスバランス😘👍🏻!!— 古坂大魔王 (@kosaka_daimaou) 2019年5月19日
とツイートしている。まあそれよりもこれをあの「はあちゅう」がコウカズヤ擁護としてRTしているのが笑えるが。
これ自体は有名人の本音であろう。私もそういう匿名アカウントに絡まれる事多数なので気持ちはわかる。
だがどんなに「実体のないクソリプ」に見えても、そのツイートの向こうには確かに人間がいるのだ。実体のないは幻想であり、時代がどんなに変わっても人間と人間が繋がっている事に変わりはない(そのうちAIがツイートしまくったらわかんないけど)。
ツイッターでの振る舞いは、実社会でもそうするようにである。クソリプだと思えば無視すれば良い。あまりにもひどいと思えば通報すれば良い。ツイッターも実社会であると自覚すれば、街中で自分が罵詈雑言を言い返すような事をすると自分が一番ダメージを負う事くらい簡単にわかるだろう。
コウカズヤの退団処分は、「勝てやしない」実体のない匿名アカウントと喧嘩して揚げ足を取られたからではない。皆が見ているテレビ生放送のカメラの前で、わざと局部をモロ出しにて公然猥褻で逮捕されたような話だ。
運が悪かったとか可哀想とかそういう話ではない。ただの傲慢でバカな人間におとずれた必然の失楽なのだ。
参照:上原多香子の夫・コウカズヤ氏、ツイッター炎上で劇団を退団処分「心よりお詫び」と謝罪、上原多香子の夫・コウカズヤ氏が、所属劇団から「退団処分」、退団処分のコウカズヤになおも辛辣な声が… リプライ200件、大半が批判に揶揄、コウカズヤ – Wikipedia