社会・一般

おはよう令和。がんばろう令和

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今日は令和元年5月1日。

昭和天皇の崩御に伴い深い悲しみの中で始まった平成と異なり、上皇陛下の国民を思う気持ちから生前退位という穏やかな形で始めることが出来た令和。

上皇陛下は昨日の退位の儀で

今日をもち、天皇としての務めを終えることになりました。

ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。

即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。

明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

と述べられたが、とんでもない事です。30年間ひたすらに国民の事を思ってくれた上皇陛下と上皇后陛下には改めて感謝の気持ちしか湧いてきません。

そんな上皇陛下と上皇后陛下のお気持ちに応えるためにも、平成に残された課題を私たちの手で解決し、令和をより良い時代としていかなければ。

令和に残された課題は「損失の負担を分配する政治」

前回の記事では平成を「有史以来、最も平和な時代」と書いた。それ自体は正しいと思うが、日本の経済成長が停滞した事は間違い無い。

経済成長の鍵を握るのはなんといっても「労働人口」である。

日本の少子化が止まらない以上、少子高齢化のさらなる進行は止めようがない。労働者の人口はどんどん減っていき、高齢者の生活を支えるための年金、医療の支出は青天井に増えて行く。

こんな環境では誰が政治家になっても負担増は避けられない。令和の政治は国民に「負担は避けられませんが、○○という政策で負担を減らします。どうぞ負担をよろしくお願いします」という苦しいお願いの中での政策競争になる。

昭和の時代は違った。

とにかく日本は経済成長していたので、政治家は寝てても入って来る多額の税金をどうばら撒くかの競争をしていた。

政治家A「私の政策であなた方の暮らしは○○に豊かになります」

政治家B「いや、私の政策の方があなた方の暮らしは△△に豊かになります」

と政治家同士で競争はしていても、国民からすればどっちを選んでも自分が豊かになる事には変わりない。なので政治には緊張感が無く、ただ派閥争いに明け暮れていた。

しかしこれが平成になって変わる。

バブルが崩壊し経済成長が停滞する中、

政治家C「このままの政策では不況のままです。私が政治を変えて、またあなた方を豊かにして見せます」

と改革派の政治家がどんどん誕生した。その勢いは度々自民党が下野するまでになり、1993年の細川内閣、2009年の民主党といずれも改革を謳った新政権が誕生した。しかし少子高齢化が根本原因である日本の停滞は止めようが無く、政治は混乱した。最終的には経済成長を掲げた安倍政権に落ち着いたものの火種はずっとくすぶっている。

その安倍政権は遅くとも2022年には終わる。その後の政権はもう日本の停滞を隠すことが出来ないだろう。消費税増、年金支給の見直しなど、令和の時代は国民負担を必要とする政策を進めるしか無くなる。そうなると昭和の逆で、国民は誰を選んでも損する事になる。その結果、政治不信が増していくだろう。すると、

政治家D「○○の負担をどうかお願いいたします。しかし、私の政策が最も負担が少ないです」

政治家E「いや、そんな負担は必要ない。私の政策ならばあなた方はまた豊かになる事が出来るんです」

と「国民の生活を真剣に考えているように見せかけた、詐欺師集団」の方が国民の心を掴み、大量に当選するようになっていく。繰り返し書くが、今の日本の停滞は少子高齢化が原因である、誰にも止めようが無い。

特効薬など無いのだ。

「負担が必要無い」と言っている政治家は「なにもしなくても儲かります」と消費者を騙す詐欺師、マルチ商法と変わりない悪質な存在、パブリックエネミーだ。

こういう政治家は平成の終盤には既に登場していたが、令和にはもっと増えてくるだろう。

もちろん当選したらすぐにメッキが剥げる。そして詐欺師は追われるが、また新たな詐欺師が当選するだけである。

負担を回避したい余りに偽りの儲け話を信じてしまう有権者がいる限り、政治の混乱は避けられない。それはますますの日本の停滞を招き、さらなる混乱と停滞へのデフレスパイラルである。

これを避けるにはたった1つの方法しかない。

有権者が勉強し、簡単に儲かる上手い話なんて無いと気づく事だ。

令和の時代、混乱必死の政治の鍵を握るのは政治家では無い、民主主義の主役である国民なのだ。

これまで目を逸らして来たが、もう避けて通れない「女系天皇」の議論

そして令和の時代には、避けて通れない国論を二分する議題が待っている。

それが「女系天皇」を認めるか否かである。

2005年の小泉政権時にも「女性宮家」の創設の議論がなされており、最終報告書の提出まで至った。あの時はネットを中心に「万世一系の天皇の歴史が途絶えてしまう」とバッシングの嵐だった。

しかし本当に狙ったかのようなタイミングで悠仁様が誕生なされ、女系天皇の議論はうやむやに。

しかしあれから14年。結局、事態は何も進展していない。というか悪化する一方である。

このまま令和の次の時代に入ろうとした時、天皇に即位なされる事が出来るのは秋篠宮様と悠仁様しかいらっしゃらない。その次の時代まで考えると悠仁様お1人という状況である。

悠仁様お1人になられた後に慌てて女系天皇の話をしても手遅れである。その時には愛子様も眞子様も佳子様も皇籍を離脱されているだろうから、今さら戻ってくださいとも言えない。

そんな時にもし悠仁様にお子様がいらっしゃらなかったら、歴史と権威ある天皇家は断絶という事になってしまう。

「悠仁様がご結婚なされて男児が誕生すれば全て解決」

という意見があるけど、そんな仮定の話にすがるのは危険ではないか。日本という国の根本に関わる話だからこそ、様々なケースを想定して選択肢の多い内に早め早めに対策を練っていかないと手遅れになってしまう。

とはいえ、私も単純に女系天皇を認めれば良いと思っている訳では無い。「万世一系の天皇」へのこだわりは無いが、女系天皇が誕生する事になればあの小室圭君が「皇婿殿下(女帝の正夫)」になる可能性が有る訳だ。

私は小室圭君について借金問題などは法的に全く問題は無く、眞子様とのご結婚も当人同士の気持ちだけで決めれば良いと思っている。が、皇婿殿下として尊敬しろと言われたら拒否反応を示しそうだ。

この皇室への敬意は理屈じゃない。日本という長い歴史と伝統に起因する畏敬の念と、歴代皇室関係者の努力が積み重ねてきた信頼の結果であり、安易に外部の人間が入れば簡単に崩れ去ってしまう。

男系天皇、女系天皇の前に国民の支持が有ってこその天皇陛下だと思う。

今は私は答えを持たないが、時間は待ってくれない。この令和に突き付けられた課題をどうすれば乗り越えられるのか、一国民として考え続けていきたい。

令和の日本の鍵は新時代の「お見合い制度」の創設が握っている

ただ書いていて気付いたのは、日本の少子高齢化も女系天皇の問題も実は原因が同じである事だ。それは

「恋愛結婚至上主義」

である。

私の父親と母親はお見合いで結婚した。父親の性格を考えれば、現代に生きていれば私のように40歳を目前にしても独身だったかも。なのでお見合い制度のおかげで私はこの世に生を得たのである。

天皇家にお世継ぎが減っているのも、妃殿下と恋愛結婚なされるようになった事と、側室の制度が廃止されたからも有る。

とはいえ恋愛はそれこそ昔から有った訳で、なぜに戦後の日本でこうもお見合い結婚が機能したのか。よく「昔はお見合いおばさんがいたけど今はいなくなったから」と言われるが、私はそれがメインでは無いと思う。以前に実家に帰って母親と話した時、

「あんたは昔の結婚の感覚を理解できないだろうから、大学受験に例えてあげる。今のあんたたちが現役で大学受験をしなければと思う感覚で、昔は女は25歳までに結婚した。25歳を過ぎれば浪人と一緒で、滑り止めでも良いからどこかに合格すればとお見合い相手を探したんだよ」

と説明してくれた。なるほど、とてもわかりやすかった。

平成に入ってからの結婚の減少の理由は、お見合いおばさんの減少というよりも社会からの「結婚しなければ人に非ず」というプレッシャーの減少が最も大きかったのだ。

とはいえ、LGBTの権利の拡充などより広く個性を認めようとする時代の流れに、今さら「結婚しなければ」というプレッシャーが復活する事は無いだろう。

なのでせめて漠然としていても、「結婚したい」と思っている同士が出会う機会を増やす事が必要になってくるのでは。

それこそSFの世界の話になるかもしれないが、AIがあなたにふさわしい結婚相手を抽出してオススメするとか、ソードアートオンラインのようにバーチャル空間で出会い結婚するとか、従来に無いお見合い制度が出来れば日本は変わる。パテントマスターとしてそういう発明にも積極的にトライしていきたい。

まあ、まずはSFの前に今からでも出来る事として婚活女子の皆様に素敵な男性が沢山いるメーカー開発職をアピールしたい。

エンジニア男子の遠吠え。婚活女子に『メーカー開発職の独身男性』の魅力をアピールしたい

婚活女子必見!どうやったら素敵な『メーカー開発職の独身男性』に出会えるのか?

さて、課題はたくさんありますが、元号が令和になり新時代に入ったのは間違い無いのでまずは明るく行きましょう。

がんばっていきまっしょい!

参照:天皇陛下 最後のおことば 全文皇室の課題



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-社会・一般

author : 宮寺達也



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