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ブログを毎日書いてはいけない

投稿日:

出典:エイブラハム・リンカーン – Wikipedia

(※この記事は2019年1月1日に書くつもりでURL採番だけしたのを、2019年5月15日にようやく書き上げたものです)

2019年、平成最後の年、明けましておめでとうございます!

2018年は任天堂とコロプラの特許訴訟の記事がヒットして凄いアクセスが増えたのですが、逆に気軽に書く事も出来なくなったり、サラリーマン時代のネタが尽きたりと、ブログの更新が滞ってしまいました。

ネタだけは思い浮かんでいるのでURLの採番だけして中身は空っぽの記事をUPしまくる体たらく。おかげで2018年は世界中を探しても私しかいないんじゃないかと思う「ブログ借金」を37本も背負ったまま終わりました。

2019年の目標としては「年間でブログ150本」を目標に頑張っていきたいと思います。

とはいえブログで大事なのは1に内容、2に内容、3に内容、4,5に内容です。ブログの更新本数が多いに越した事はありませんが、内容が伴っていないブログを毎日更新する人の真似は決してするつもりはありません。

ブログを毎日更新すると宣言して内容が疎かになるのは逆効果です。

そう。ブログは毎日書いてはいけないんです。

ただ日記、宣伝を書くだけならツイッターで十分。価値のあるブログとはオピニオン

そもそも昔と違って今はツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブ、そしてブログ。様々な発信方法が存在している。

私もこのブログだけでなく、ツイッターフェイスブックをやっている。

気軽に毎日発信するだけならツイッターが一番である。私もツイッターの発信は毎日行っている。主にニュースを読んでの感想を書いたり、ふと思いついた事を書いたり、面白い事があったら日記代わりにつぶやいている。

ブログもツイッターも独自のURLが発行されて世の中に発信するという意味では変わらない。

世間には「毎日ブログを更新する」「365日ブログを更新するブロガー議員」なんて人がいるけど、そのブログ内容はツイッターと変わらないレベルのものが多い。

「今日こんな事があった」「子どもが熱を出しました」「今度、〇〇のテレビに出演します」「忙しいのでブログは一言だけ」

なんて「なぜわざわざブログで?」と思わせる水増しのような記事が大量にある。しかもそれでも毎日の更新が間に合わなくて更新日時を捏造する輩までいる。

なんでそこまでしてブログでの発信に拘るのか。それは価値のあるブログとはオピニオンだからだ。

オピニオンとは「意見」「見解」「所信」の事である。自分はこう考えているとしっかり独自の意見にまとめて発信するのだ。

ブログの良さは伝達力であろう。自分の意見を文書にまとめているので、読まれるのはもちろん、動画や画像と違って転載されたり引用されたりしてさらに広がっていく。そうやって自分の独自考えを世の中に提示し、世の中を少しでも変えていく事がブログの役割だと思う。

だから「あえてブログに書く」のならば日記や宣伝よりオピニオンであるべきだと思う。

日記や宣伝を書くなと言うのではない。

一番問題なのは「ブログだから毎日オピニオンを書いてますよ」と思わせておきながら、その実態は実は日記や宣伝だけと言うパターンだ。

オピニオンの役割は「世の中を変える」、言うなれば「他人を変える」ものだ。日記や宣伝は自分のためでしかない。オピニオンを装って日記や宣伝しか書かないのは、他人のために寄付をしたと言いながら実は自分に還流させているような卑怯な行為だ。

オピニオンに大事なのは文章ではなく準備。リンカーンの名言に学ぶべし

そして世の中を、他人を変えるオピニオンは簡単では無い。

「こんな事がありました。私はこう思う」と感想文を書くだけでは「いや、私はそう思わない」とあっさり否定されて終わりである。

「こんな事がありました。私は〇〇という証拠を発見しました。だから私はこう思う」

「こんな事がありました。私は〇〇に着目し、独自の結論を導き出しました」

とオピニオンを読んだ読者が知らない情報であったり、想像していない考察を披露して初めて「他人を変える」真のオピニオンになる。

例えば、任天堂とコロプラの特許訴訟のニュースに「コロプラは負けたら大変です」とか「この特許訴訟の行方はどうなるのでしょう?」とか書いても誰でも知ってる事を書いただけだ。これはオピニオンでは無い。

マスコミの常套句である「議論を呼ぶ可能性があります」が出てくるブログも、も全く何も変えない無意味な偽オピニオンだ。

新しい証拠や練りに練った推論を披露して、他人の考えを変えて初めてオピニオンなのだ。

そしてそんな真のオピニオンを書くためには当然に準備時間が掛かる。私は任天堂とコロプラの特許訴訟記事を書くために、毎回東京地裁に赴いて9時から17時まで丸一日訴訟記録をメモし、それから4時間以上掛けて考察をまとめる。

そこまで掛けて書く記事だからこそ他の誰にも真似できないものになり、多くの人に読んでもらえるのだ。

だからこんな準備に時間が掛かる記事を毎日書ける訳が無い。でもそれで良いのだ。かのアメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンはこんな名言を残している。

木を切り倒すのに8時間与えられたら、私は最初の6時間を斧を研ぐのに費やす

If I had eight hours to chop down a tree, I would spend six of them sharpening the axe.

まさに「ブログを毎日書いてはいけない」に通じる。ブログも書く時間よりもそのために準備する時間が質を決める。だから毎日更新しているブログは準備に時間を割けておらず、当然に質が低くなる。さらにいざ準備に時間を掛けようと思っても、毎日更新するために費やす時間がそれを阻害する。まさに本末転倒である。

準備不足のオピニオンは自分を滅ぼしてしまう。準備が最後に自分を守る

でもまあ、準備不足のブログが日記や宣伝に落ちていくだけならまだ良い。価値の無いブログだと読者が判断しどんどん読まれなくなって終了するからだ。

某ブロガー議員もかつては「月間100万PV達成した、1人で自民党を倒した」などと言っていたが今は見る影もない。毎日更新しても各記事のPVは1000〜2000である。

もちろんそれでもまあまあ凄いと言えるのかもだけど、ネットの専門家を自負していた政治家がネットでの発信力を失う事はいつか一番大事な時に後悔する事になるだろう。(※月間100万PVの勢いが他人の都知事選の時じゃなく、自分の某区長選の時だったら結果は違ったかもね)

最もヤバいのは準備に時間を掛けないまま、それでもオピニオンとしての質を保とうとする場合だ。

この場合、新しい証拠やデータを準備する事ができないため必然的に「過激な仮説」に頼る事になる。みんなが「思いつかなかった」過激な仮説を提示し続ければ、一応はオピニオンの体裁は保てる。

でもそんな綱渡りが長続きするはずが無い。そして過激な仮説は外した時の反動が大きい。

それを証明したのが長谷川豊氏である。

私はフジテレビ時代から彼のファンであったし、不祥事で辞めてしまってからの暴露ブログとかも楽しんで読んでいた。フリーアナウンサーになってからのブログも過激だがなかなか面白い意見が多いと思っていた。

多くの人もそう思ったようで、長谷川豊氏のブログは最盛期に月間300万〜400万PVと凄い人気だった。

だが氏は「過激な仮説は外した時の反動が大きい」を証明する事件を起こしてしまった。今も記憶に新しい、

「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」

現タイトル「医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」

である。

言いたい事には理解できる部分もあるのだが、盗用が発覚したり間違った情報に基づいていたりと、余りにも杜撰であった。ちょっと擁護できるレベルじゃなかった。

その後の氏の転落は言うまでも無い。

しかし反省もしていないようで、今も変わらず過激な仮説を繰り返している。私はとっくに見限ってしまった。

氏は今年の参院選に維新から全国比例で出るようであるが、とても国会議員の域に達しているとは思えない。当選しそうな気がするが、それは維新にとっていつか悪い結果になりそうだ。

私は日本の政治が良くなるためには一般人も堂々と政治についての思いを発信して行く事が不可欠だと思う。ただ、実名での発信が必須とは思わない。様々な事情で匿名で発信を余儀なくされる人は多いだろう。

私は実名でも匿名でもその内容で評価されるのが真の言論の世界だと思っている。逆に言えば、内容が酷ければ実名でも匿名でも危険な事には変わりない。今は情報開示請求で匿名アカウントでもいくらでも身元がバレてしまう。むしろ匿名の方がバレる手前で会社に連絡が入ったりして、余計に悲惨な目に遭う。

ブログを2時間で書く時は6時間の取材をしよう。

ツイッターを2分で書く時は6分の塾考をしよう。

確かな準備だけが魑魅魍魎渦巻く言論の世界で自分を守ってくれるのだ。

(※あの後、まさか自分が訴えられるとは思ってませんでした。でも私はきちんと準備していた記事であったと自負しています。だからこそ訴えた方に批判殺到して選挙に落選したのです)

(※日本国機に端を発する、百田・八幡・井沢連合軍 VS 呉座氏の戦争で呉座氏が無双しているのも準備の差だよね)

参照:エイブラハム・リンカーン – Wikipedia名言ナビ音喜多都議は公職選挙法違反か。ブログの更新日時を捏造していた音喜多都議がブログ更新日時を捏造した事をデータで証明する音喜多都議がブログ更新日時を捏造した決定的証拠。時をかける3つのブログ長谷川豊 – Wikipedia



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author : 宮寺達也



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