政治

音喜多都議は公職選挙法違反か。ブログの更新日時を捏造していた

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出典:東京都議会議員選挙 選挙公報

音喜多都議が都議選時に重大な情報を隠蔽したまま当選した事を指摘したこの記事。

音喜多都議が隠蔽していた希望の塾の会計責任者の交代

せっかく親切に「それはダメだよ」と指摘してあげたのに、当の音喜多都議からは珍妙な反論しか返って来ずがっかりしていた、そんな12月10日の夜。

私は何の気なしに、参考資料の音喜多都議のブログを開いていた事に気付いた。「そういえば今日のブログでも見てやろうか」と更新ボタンを押したが、12月10日のブログが表示されない。

時刻は0時30分を過ぎている。とっくに日付は変わって12月11日だ。

「確か、音喜多都議はブログを365日更新する事を自慢してなかったか?こんなにあっさりと終わってしまうなんて私のせいか?」

と思いつつ早朝4時まで待ってみたが、結局ブログは更新されなかった。だが、起きてからとんでもないものを目にした。

なんと12月11日朝4時には無かったはずのブログが、「2018年12月10日 23時20分」のブログとして更新されていたのだ。

この時、私は確信に近い閃きを得た。

「音喜多都議は、ブロガー都議会議員として『365日ブログ更新』を売りにして都議選に当選したが、実態はブログの更新日時を捏造していた。これは公職選挙法違反だ」

音喜多都議は選挙公報を通じて「ブログを365日更新」を有権者にアピールしていた

まず確認したのは音喜多都議の都議選の選挙公報である。

平成29年 都議会議員選挙 北区選挙区 選挙公報

すると5人の候補者の1人として「都民ファーストの会公認 おときた駿」の名前があり、公約や小池都知事の推薦文、履歴などが書かれている。その一番下にはブロガー都議らしく「公式サイトのアドレス」「ツイッターアカウント」「LINEアカウント」「フェイスブックアカウント」が示されている。

つまり、北区の有権者は投票の判断材料として音喜多都議の公式サイトを見る訳だ。

そこには「おときた駿のプロフィール」「おときた駿からみなさまへ」「おときた駿の政策」が並んでいる。そのプロフィールに、

ネットを中心とした積極的な情報発信を心がけ、ブログを365日更新することから「ブロガー都議」とも呼ばれる。ニュースやTV討論番組においても、都政の専門家として出演多数。

との記載が確認できた。音喜多都議の「ブログを365日更新」は適当に宣言しているだけの口約束ではない。政治家が有権者にはっきりとアピールし、約束した内容なのだ。

その他、インタビュー

バッジを付けて、さあどうやって自分の活動を伝えていこうかという時に、いっそ“ブロガー議員”と名乗って365日欠かさず書いていれば、他の議員との差別化にもなる

と答えていたり、2017年のBLOGOS AWARDを受賞したときのブログでは、

今年は所属する組織の中で事実上の言論統制がしかれていた時期があり、本当に苦しく、「365日ブログを更新する」という看板を捨ててしまおうかと何度も何度も思い悩みました。

と書いている。

つまり、音喜多都議にとって「365日ブログを更新する」とは「2017年の都議選での有権者との約束」である。

そしてさらに音喜多都議の認識では、2017年は365日ブログ更新の看板を捨てていない。つまり「2017年は365日ブログ更新達成した」という事である。

ちょ、待てよ!

都議選の1年前。2016年7月から2017年6月までの365日のブログを確認

まず、淡々と事実から確認していこう。

音喜多都議のブログは2011年1月から始まっている。が、ここは都議選の1年前、2016年7月から2017年6月までのブログを確認しよう。

まずブログに記載されている更新日付を確認してみた。

2016年7月から12月までは全ての日付を確認できた。次はBLOGOS AWARDを受賞し、都議選の直近でもある2017年である。

2017年1月から6月まで確認できない日付

2月11日(土)、3月10日(金)、3月14日(火)、3月16日(木)、3月28日(火)、4月3日(月)、4月18日(火)、5月31日(水)、6月25日(日)

・・・あれ、9日も日付が抜けているんだけど。全然365日更新じゃ無いんだけど。

特に6月25日なんて「都議選の告示後」じゃないか。選挙期間真っ最中でしょ。

しかも直前の6月22日

「そして選挙期間中も、短文になるかもしれませんが、ブログは毎日更新予定!」

って決意表明したばかりなんだけど。そもそも毎日更新出来てなかったし、その後も出来て無いし。

とはいえ1日に2本も更新している日が有るので、1年間の更新本数は「367本」になっている。一応、1日1本以上のペースである。

「365日更新」では無いけど休んだのも9日だけだし、「ほぼ365日更新」とは言っても良いかと思った。だがすぐにその考えが甘い事に気づく。

音喜多都議のブログ更新時間を少し調べれば見えてくる― それは危険なほど見えてくる。

異様な頻度の「23時55分更新」と、日付を跨いでのツイッターの告知

音喜多都議のブログには「23時55分」に更新したものが多い。それはもう異様なほど多い。

なんと365日中、23時55分更新が57回も有るのである。

確かにブログ更新が深夜になり、日付変更ギリギリになる事は有るだろう。0時まで残り10分を切って焦って完成までに更新ボタンを押すことはまあ有りそう事だ。

だが、異常な程に23時55分が多いのである。その前後の23時54分は1回、23時56分は3回しか無いのにである。

これは偶然のバラツキでは決して有りえない偏りだ。なんらかの意図をもって23時55分を指定しなければ有りえない。

そして、この23時55分の更新とセットで行われるのが「日付を跨いでのツイッターの告知」である。

「23時55分とギリギリになったんだから、ツイッターでの告知が0時を数分回っても仕方ないじゃないか」

と思う人がいるだろうが、甘い。そんな次元では無いのである。

音喜多都議は23時前にブログを更新した場合、ブログの更新時間からほぼ10分でツイッターで更新を告知している。しかし、これが23時55分の更新になった場合に一気に変わるのだ。

10分どころか、1時間以上遅れて翌日1時、2時は当たり前。酷い場合は翌日の朝8時、9時になる。なんと11時どころかお昼の12時を回って告知している場合もある。

例えば、まさに私が12月10日に見ていたブログがそれだ。ブログの更新時間が「12月9日 23時55分」になっているが、ツイッターでは翌日の「12月10日 13時29分」に告知している。

これ、本当に当日(12月9日)の内に更新したのか?

音喜多都議はブログ更新日時を捏造。本当の更新日数はたったの292日

音喜多都議は23時前にブログを更新した時はほぼ10分でツイッターで更新を告知している。

つまり、ツイッターでの告知時間が0時10分を超えて日付を跨いだものは「翌日にブログを更新した後に更新日時を捏造」したとみて良いだろう。

そんな「実は当日に更新できていなかった」とカウントしてみたところ、驚くべき醜態が明らかになった。

なんと「当日に更新できずに更新日時を捏造したブログ」は365日中、数える事なんと234回!

ブログ更新の軽く過半数はブログ更新日時を捏造し、当日に更新したと偽って実は翌日に更新していたのだ。

これは例えば、1月1日の夜にブログを書こうとしたが間に合わず実際は翌日の1月2日に更新してツイッターで告知したとする。もちろんブログの更新日時は「1月1日23時55分」と記載する。そして1月2日の夜は20時にブログを更新し、すぐにツイッターで告知したとする。

すると、見かけ上は2日で2本のブログだが実際は2日中1日しか更新していないのだ。

こうやって音喜多都議の本当のブログ更新日時が見えてくる。

なんと音喜多都議がブログを更新していなかった日数は9日どころではない。73日にも上るのだ!ブログ更新日数は365日に遠く及ばない、たったの292日なのだ。

これは1年の365日の2割であり、国民の休日(日曜日+祝日)に匹敵する日数だ。2ヶ月以上サボっている計算だ。

どこが「365日ブログを更新する」という看板を捨ててしまおうか」だ。とっくの昔にごみ処理センターで焼却された後だよ。

ブログがWordPressなら、更新時間の変更は楽勝

しかし、「ブログの更新時間なんて勝手に変えられるの?」と疑問に思う人も多いだろう。

Amebaブログなど、大手が運営しているブログでは難しい場合が多い。

だが個人ブログの主流になっているWordPressならば、更新時間の変更は超楽勝である。もちろんこのブログはWordPressで作成している。音喜多都議のブログもサイトの構成から恐らくWordPressと見て間違いないだろう。

WordPressでは投稿の管理画面から公開日時の右横にある「編集」をクリックすると、公開日時を手動で好きなように入力して更新する事が出来る。

はっきり言って自由自在である。

1日前どころか、1か月前でも、1年前でも余裕でタイムスリップできる。

所詮、自分のドメインで生成しているHTMLの表示なので幾らでも変更できるのだ。

もっとも私はそこまで投稿日時の修正が悪いとは思っていない。私も書ききれなかったブログを中身空っぽで投稿して放置し、後で更新するものがたくさんある。事実、

音喜多都議が隠蔽していた希望の塾の会計責任者の交代

の記事も最初に投稿したのは11月25日であるが、全部書ききってツイッターで告知したのは12月9日である。

またWordPressでは投稿をカレンダーで管理できるので同じ日に2本よりも1日1本に調整する方が読みやすくなる。

なのでブログの更新時間を変更する事は普通なら問題無い。普通なら。。。

音喜多都議は公職選挙法235条1項「虚偽事項公表罪」に該当するのでは?

普通ならブログの更新時間の変更は問題無いが、音喜多都議は違う。

音喜多都議が選挙公報で公式サイトを記載し、そこのプロフィールに「ブログを365日更新する」と記載した。選挙期間中も「ブログを毎日更新する」と発言している。

これは有権者に公表した「音喜多都議の経歴」である。

公職選挙法235条1項では

当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮こ 又は三十万円以下の罰金に処する。

と定められている。これが「虚偽事項公表罪」である。音喜多都議自身も、おときたずラブなアゴラ編集長が全力で批判した蓮舫議員の二重国籍疑惑と同じである。

音喜多都議が365日ブログを更新していた「ブロガー議員」のように見せていたのは、偽りの経歴だったのだ。実態はブログの更新時間を捏造し、1年に70日以上も更新をサボっていたただの凡夫である。

まあ、公職選挙法違反といっても蓮舫氏も無事だった訳だし、音喜多都議が逮捕されたり起訴されたりする事は無いだろう。しかし、このブログ更新日時の捏造は音喜多都議がこれまでに発信してきた「情報公開」と全く真逆の裏切り行為であるのは間違いない。

しかし選挙公報は見たのは初めてだが、実はブログ更新日時の捏造を超える真の虚偽事項が書いてあるように見える。それは言わずもがな、小池都知事のこの推薦文だ。。。

小池百合子です。

おときた駿さんは都議団幹事長も務めた、最も信頼する若者です。

これからの東京には、彼のような勇気と知恵のある若いリーダーが必要です。

ぜひ、大きなエールを送ってください。

小池百合子

参照:音喜多駿公式サイト東京都議会議員選挙 選挙公報「テレビで一発当てたわけじゃない」~”ブロガー議員”音喜多氏が訴えたネット発信の重要性「BLOGOS AWARD 2017」金賞を受賞いたしました公職選挙法 – e-Gov法令検索



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author : 宮寺達也



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