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頑張れ受験生!センター試験で自己ベストを出す方法③

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出典:写真AC

いよいよ1月14日(土)、平成29年度大学入試センター試験の本番だ。

頑張っている受験生のみんなにセンター試験本番で自己ベストを達成してもらうべく、第1回の記事では「心と体のバランスを整える」を、第2回の記事では「集中力を最高に高めていく」方法を教えてきた。

後は試験本番で最高に集中し、問題を解き、マークシートを塗り潰すだけである。しかし、試験当日にも集中を乱すトラップは潜んでいる。受験生のみんなは何とかトラップを回避し、最高の状態で試験本番を乗り越えて欲しい。

センター試験当日の過ごし方① 朝食は消化の良いものを軽めに

第2回の記事でも書いたが、受験生は試験の緊張で胃腸が弱っている。「試験に勝つ」といってカツ丼のような重いものを食べるのは止めましょう。朝食は白米、うどんのように消化の良いものにしよう。

また、量も少なめで、軽く食べるくらいが良い。いくら消化の良い食事でも食べすぎると血液が胃に集まり、脳の活動が低下する。ちょっとお腹が空くくらいが試験本番に集中するためには丁度良い。

なお、私はセンター試験に限らず、試験本番は「ファイト一発!リポビタンD」で気合を入れいている。これは個人の好みがあるだろうが、コーヒーでも紅茶でもオロナミンCでも良い、自分なりの「勝負ドリンク」を飲むと不思議と気合が入るのでお勧めだ。

センター試験当日の過ごし方② 筆記用具はいつもの

センター試験本番で使う筆記用具は、普段の学校や家で使っているものをそのまま使おう。個人的なオススメはドクターグリップのシャープペンシル(HB)、MONO消しゴムであるが、一番大事なのは普段から使い慣れていることだ。

験担ぎのつもりで新品のシャープペンシルや鉛筆を使おうとして上手く書けなかったり、新品の消しゴムで上手く消えなかったときはめちゃくちゃ焦る。そうなると、せっかく高めた集中力が台無しだ。

私は中学校3年時、修学旅行で太宰府天満宮に行き、そこで受験用の鉛筆と消しゴムを購入していた。高校受験の試験本番でその鉛筆と消しゴムを使ってみたら、その使い辛さに冷や汗が出た。開始10分で筆記用具をチェンジした(予備があって良かった)が、確実に数点は損したと思う。

筆記用具は友達。いつも使っていて、気心が知れている親友と運命を共にしよう。

なお、不意の故障や友人の忘れ物のため、筆記用具は予備をたっぷり持って行こう。

センター試験当日の過ごし方③ 同じ中学の友達とは話さない

センター試験会場は、様々な受験生が一堂に会して試験を行う。このときに気をつけたいのが「同じ中学出身で、高校が別れた友人」だ。

久しぶりの再会に積もる話もあるだろう、試験の緊張をほぐすためにもついつい話し掛けたくなるに違いない。だがしかし、それはセンター試験が終わってからにしよう。

同じ中学出身の友人からもたらされる情報は、ときにあなたを動揺させる。中学時代は自分より成績が低かった中学の同級生が、自分より偏差値ランクが低い高校に行ったはずなのに、現在の偏差値は自分より高く、より難関校を目指しているといったコンプレックスを刺激される情報を聞いたりする。また、中学時代好きだったあの子が、誰々と付き合っているとかやはり知りたくもない情報を聞いたりする。

これらの情報はあなたの集中力を削ぐだけで、決してプラスにはならない。できるだけ同じ高校の友人と行動を共にし、同じ中学出身の友人に会ったら「よう、久しぶり」くらいで会話を終わらせよう。

センター試験当日の過ごし方④ 休憩時間のルーティーンを大事に

第2回の記事にも書いたが、センター試験の休憩時間は長い。昼休みは1時間20分、その他は50分だ。問題の回収・配布でかなり時間をとるが、それに掛かる時間は20分くらいであり、昼休みは1時間、その他は30分は丸々休みだ。机に座ってただ過ごすにはちょっと長い。

そこで、休憩時間に一通りのルーティーンをこなし、コンディションを整えることをお勧めする。そのルーティーンとは、

・トイレに行く(試験中にの尿意を感じたら、集中力が途切れる)

・水分補給、できればスポーツドリンク。(疲れた脳と体をリフレッシュ)

・小腹が空いたら、軽く糖分補給。ハイチュウがお勧めだ。

・昼休みのお弁当は、消化の良いものにしよう。おにぎりがお勧めだ。

・会場の外に出て、ストレッチ(疲れた体をほぐす。また、寒風に身を置き、頭を冷やす)

・友人と談笑(試験が終わったら見たいテレビの話などで、リラックスしよう)

・10分前に着席。問題の配布時間で精神を集中させる。

といった感じがお勧めだ。

試験本番は自分の想像以上に心身を消耗するので、しっかりと回復することを心がけよう。そして、このルーティーンには「直前の勉強」が入っていない。休憩時間の僅かな時間で勉強した内容が試験に出る可能性はほぼゼロなので、無駄だからだ。そのため、試験当日は教科書や参考書といった勉強道具を持っていく必要は無い。受験票、筆記用具、お弁当と、できるだけ荷物は減らして身軽に行こう。

センター試験当日の過ごし方⑤ 自己採点 ダメ。絶対

休憩時間はもちろん、試験終了までに絶対にしてはいけないことがある。これをすると、不安が増大し、精神の集中に多大な支障を来たす。それは

自己採点

である。

私の時代は、センター試験の回答は翌日の朝に新聞が届くまでわからなかったが、現代ではスマホでリアルタイムに調べることができる。終わってしまったテストを振り返っても後悔するだけで、次のテストに悪影響しか及ぼさない。特に、選択に迷いに迷った問題が、やっぱり間違えてましたとか発覚すると、わずか1問の誤答に大きな精神ダメージを受ける。自己採点をしたくなる衝動をぐっと我慢して、試験終了後に思う存分やろう。なお、同様に友人と「あの問題どうだった?」と確認しあうのも止めよう。当日はそういう話をしないように、事前に相談しておこう。

センター試験当日の過ごし方⑥ わからなかったら飛ばす

これは試験中のアドバイスだが、まあこれはみんなも聞いている、基本だよね。

センター試験の基本中の基本の戦略は、「できる問題を確実に回答する」こと。

しかし、いざ本番になると簡単にはいかないのも事実。ロザンの宇治原さんも数学の大問が解けなかったため、焦って失神してしまったと言っている。

いざ本番でわからない問題にぶつかったら、やはり平常心ではいられない。そのため、試験開始前に「わからなかったら飛ばす、わからなかったら飛ばす」と碇シンジ風に何度もつぶやき、覚悟を決めておこう。

以上、センター試験当日は「不意に襲ってくる、集中力を乱す敵」から上手く逃げ、しっかりと高めてきた心身のバランス、集中力をキープすることがポイントだ。

改めて、日本の大学受験は、人種も、性別も、年齢も、血筋(親の資産)も、過去も、性格も、顔立ちも関係無く、試験で高得点を獲得するだけで人生を切り開くことができる素晴らしい制度だ。

この時のために頑張ってきた57万59666人(現役は47万1841人)の受験生達は、是非とも試験本番で十二分に力を発揮し、未来を掴んで欲しい。


※この記事は、2017年01月12日にアゴラに投稿・掲載された記事を再掲したものになります。



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author : 宮寺達也



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