政治

音喜多(都) VS 音喜多(あ)。希望の塾の会計問題を追及してみた

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出典:音喜多駿ブログあたらしい党

希望の塾の会計問題について、音喜多都議が「会計責任者の交代を隠蔽して都議選に当選した事」「自分の責任を無視して他人の批判に明け暮れている事」を本ブログにて指摘した所、音喜多都議本人から珍妙な反論をいただいた。

音喜多都議が隠蔽していた希望の塾の会計責任者の交代

このツイートで「明確に説明した」とリンクが張られている記者会見は希望の塾についてではない。まさに私が指摘した2017年1月23日の「都民ファーストの会」の結党についてである。

つまり、音喜多都議は「希望の塾の会計責任者の交代について、全く情報公開せずに隠蔽していた」事を自分で認めたのである。本当にありがとうございます。

もちろん、これ以降は都合が悪いと思ったのか完全にスルーしている。最初は「証拠有るから勝てる」と余裕を持っていたのに「やっちまった」と後悔している姿が目に浮かぶようだ。

しかし、音喜多都議は私の記事に対して「明らかな誤報を世に発信した」と言い切り、それ以降も何ら修正していない。そのため、音喜多信者(いるのかわからないけど)には「やった!さすが音喜多!そこにシビれる!あこがれるゥ!」と勘違いしたままの人もいるのではないか。

そんな音喜多信者にも今回の問題を理解してもらうべく、ここは音喜多都議本人に希望の塾の会計問題を追及してもらおう。

「まずは音喜多の幻想をぶち壊す」

希望の塾の会計問題を追及する百条委員会を開催。音喜多(あ)を音喜多(都)が追及するぞ

と言う訳で、希望の塾の会計問題を追及していこう。やはりこれにふさわしいのは音喜多都議が大好きな百条委員会で決まりだ。シミュレーションして行こう。

追及されるのはもちろん、現在、希望の塾の会計問題を絶賛隠蔽中のあたらしい党代表の音喜多駿・東京都議である。

そしてこれを追及するのは我らがヒーローの、都民ファーストの会所属の音喜多駿・東京都議である。なお発言がかがやけTokyo時代の音喜多都議も混じっているが、表記は都民ファーストの会で統一する。

原告 : 都民ファーストの会所属の音喜多駿・東京都議

被告 : あたらしい党代表の音喜多駿・東京都議

証人 : パテントマスター・宮寺達也

記者会見で発表しただけで「情報公開」と言えるのか?

(宮寺)
音喜多都議は都民ファーストの会と希望の塾の会計責任者を交代した事実を全く情報公開しなかった。有権者に嘘の情報を流し、騙してでも都議選に当選したかったからだ。これは情報隠蔽である。

(音喜多・あ)
これは完全に事実無根なので、反論しておく。2017年1月23日の記者会見にて、私は会計責任者から退いた旨を明確に説明している(動画5:53~)。

(音喜多・都)
異議あり!

混乱を招くもっとも大きな要因は「情報の錯綜」だ。記者会見では偏ったテレビ報道がなされる。記者会見や取材だとコメントがどう使われるかコントロールできない。

文章による情報発信であれば、ほぼ確実に・忠実に自分たちの意図と事実を表現することができる。自ら時系列で事の顛末を報告する文章を発表していれば、ここまで発言にブレが生じたり整合性が問題視されることはなかった。(※1)

(宮寺)
やはり、自分のツイッターやブログで都民ファーストの会の会計責任者の交代を黙っていたのは問題だ!

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

都民ファーストの会の会計責任者交代を全く情報公開していないというのは明らかな誤報か?

(音喜多・あ)
様々なご意見があることは承知していますが、明らかな誤報を世に発信した点については、誠実に対応されることを期待致します。

(音喜多・都)
異議あり!

確かに宮寺氏の指摘では法的な瑕疵は発見されなかった。だが、都議選における意思決定においてガバナンスの不備があったことは事実だ。

都民ファーストの会・希望の党の発足当時の会計責任者である音喜多都議には、これについて一定の政治的責任・道義的責任がある。(※2)

(宮寺)
「都民ファーストの会の会計責任者の交代について『全く』情報公開していない」という指摘は修正させていただくが、本旨については一切間違っていない事を確信した。

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

(音喜多・都)
さらに記者会見ではリアルタイムでは字幕が付かず、視覚障害者の情報保障に配慮できていない。音喜多都議は「障害者差別解消条例」の制定にあたり、「言語としての手話の普及」を訴え、議会でも手話を実践したではないか。明らかなダブルスタンダードだ。(※3)

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

途中で会計責任者を交代し、実務に携わっていないから責任は無いのか?

(宮寺)
途中で会計責任者が交代したとしても、音喜多都議には希望の塾の会計について責任がある。

(音喜多・あ)
1月14日には会計責任者が変更され、通帳も引き継ぎました。この頃にはまだほとんどの受講料収入が手付かずで残っていましたが、その後は完全に会計事務に携わってないですね。。

ですので多額のお金がどこに使われたというのは私はわかりません。

(音喜多・都)
異議あり!

希望の塾と都民ファーストの会がこうした積み残し(1億6千万円)をしているときの責任者=都民ファーストの会の会計責任者は音喜多氏です。

今の状態の都民ファーストの会の会計を「問題だ」と断言できるなら、なぜ不正使用疑惑が発覚する前の当時に

「ただの講演会なのだから、会費5万円も集める必要はない」
「収支についてきちんと情報公開すれば大丈夫だ」

と断じなかったのか?

当時の自分自身の決断が希望の塾の収入の高騰と、それに伴う不透明な支出の問題を引き起こしているにもかかわらず、

「知らなかった」「ニュースで聞いて(つい先日)知った」

というのは、あまりにも無責任な態度ではないでしょうか。(※4)

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

音喜多都議は都議選で当選するために不利な情報を隠蔽していたのか?

(宮寺)
音喜多都議の実態は会計責任者をあっさりクビになり、少数会派の幹事長という名誉職をこなすのが精一杯という低スペックの無能議員だったのだ。それを隠して当選するために会計責任者の交代を隠蔽していた。

(音喜多・あ)
明らかな誤報だ。あたらしい党は「情報公開を徹底します」。

(音喜多・都)
異議あり!

疑惑を向けられた時に取る最善の一手は、「包み隠さず情報を出すこと」。これ以外にはあり得ない。

今回、音喜多都議はその対応を誤ったので、「隠そうとした理由がないというなら、不正がなかったことを証明しなければならない」立場に追い込まれた。

しかしながら、民主主義社会にとって最も重要な「情報公開」のあり方を正すためには、本件をこれで終わりにするわけにはいかない。(※5)

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

音喜多都議(都)による猛攻は続く

(音喜多・都)
情報は

「常にオープンであることが普通」
「隠すということは、それ事態がやましい証拠」

である。「情報公開に熱心な政治家が評価され、選挙にも強い」姿こそあるべき政治家の形だ。(※6)

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

(音喜多・都)
執行機関およびその責任者(音喜多都議)に対して、説明責任が十分でなかった場合に国民が見解を求めるのは当然の行為である。

元を辿れば「突っ込まれた時に十分な説明ができない体制」でこっそり突き進もうとした音喜多サイドに責任があることは明らか。

水面下でひっそりと意思決定を行うことが許されてしまえば、民主主義は成り立たない。それは突き詰めれば、音喜多による独裁・専横を招くことになりかねない。

批判が怖いからと言って有権者への説明から逃げるような人物は、そもそも民主主義制度下において為政者(都議会議員)になどなるべきではない。

情報公開の徹底を主張してきた音喜多都議は、上記のことなど私が指摘するまでもなく理解されていたはずであり、説明責任から逃れようとした挙げ句に、結果として希望の塾を暗礁に乗り上げさせた政治的責任は極めて重いものがあると指摘せざるを得ない。(※7)

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

(音喜多・都)
音喜多都議の隠蔽体質はあたらしい党への疑念に直結する。

「あたらしい党は、音喜多のイエスマンになるのでは?」
「音喜多頼みで当選した新人ばかりで、本当に物申せるのか?」

などの意見がある。その懸念はもっともだ。それを払拭するために何よりも重要な要素が、やはり「情報公開」だ。どれだけ

「音喜多党首に物申してます!」
「自由闊達な議論が行われています!」

口先だけで説明しても、そのプロセスがまったく見えず、最終的に音喜多の決定に従っているように見えたのでは、音喜多のイエスマンと捉えられても仕方ない。(※8)

(音喜多・あ)
都民ファーストの会に所属していたときは、無所属で個人で活動しているときとは情報発信や政治活動そのものの質が変わらざる得ない。

(音喜多・都)
異議あり!

音喜多都議は2017年1月31日のブログ

「政党としての最終決定には従わざる得ないことはあるとしても、そこに至る党内議論において、少なからず自分の影響力を発揮できるという自負はあります。」

「もう一つ自分にできること・やるべきことは、新しい政治判断を迫られた時、それに向き合って説明を果たすことです。昔のブログを消すような真似は決してしませんし、ファクトチェックや批判については真摯に受け止めます。」

と書いている。

まず「都民ファーストの会で全く影響力を発揮出来なかった」事実を認め、あのときは嘘をついていたと謝罪するべきだ。

そして宮寺氏の指摘には最初「このYouTubeの映像で勝てる」と思って「誠実に対応しろ」と脅迫したが、一転自分が不利とわかると黙ってスルーし続けているのは全く「向き合って説明を果たして」いない。

都民ファーストの会と希望の塾の会計責任者交代を隠蔽していた問題は、違法かどうかという話ではない。音喜多都議自身の過去の発言と矛盾しているダブルスタンダード、嘘、情報隠蔽の姿勢が最大の問題なのだ!

(音喜多・あ)
・・・(黙秘)

音喜多都議の信者はぜひとも音喜多都議の言葉に耳を傾けて欲しい

いかがだろうか?

おときたずラブなアゴラ編集長を始め、一部の方は私を「執拗な音喜多アンチ」と決めつけ、「アンチの言う事は無視しろ」「アンチだから事実を捻じ曲げている」と触れ回っている。

しかし、私はただ批判すべき事があるので批判しているに過ぎない。その証拠に、今回の音喜多都議の希望の塾の会計問題は、音喜多都議が過去に批判していた行動そのものだ。

私が音喜多都議を批判しているのではない。音喜多都議が音喜多都議を批判しているのである。したがって音喜多信者は音喜多都議のお言葉に則って音喜多都議を批判するのが正解である。

まあ、音喜多信者なんているのかどうかもわからないけど。フォロワー数3万7000人と私の12倍以上のフォロワー数がいるのに、私の記事に反論したツイートについた「いいね」が立ったの16なのだから・・・

参照:※1 メディア報道に翻弄される都は情報窓口を一本化し、自ら情報発信をして広報力を高めるべき、※2 豊洲市場移転問題についての総括 -政治的判断の過ちと今後について-、※3 都議会史上初!手話で質問を敢行。まずは都庁から、動画発信における情報保障の徹底へ、※4 石原慎太郎元知事が「豊洲市場は安全なのだから、今すぐに移転しろ!」と言うべきではない、※5 初動を完全に誤った隠蔽体質の政府・自民党。「情報公開」の重要性を露呈した加計学園問題、※6 「オープンであること」に、もっと価値が置かれる政治や社会が必要だと思う、※7 為政者(小池知事)は「説明責任から逃げてはいけない」というシンプルな結論、※8 都民ファーストの会が「小池知事のイエスマン」になるかどうか、その鍵は『情報公開』にあり!あたらしい党



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author : 宮寺達也



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