私の弟と故・金正日総書記の誕生日でお馴染みの2月16日、私は東京地裁を訪れていた。その日は任天堂とコロプラの特許侵害訴訟の第1回口頭弁論が有ったからだ。
私は任天堂とコロプラの特許侵害訴訟が明らかになった時、
任天堂 VS コロプラ特許訴訟・ニュース発表 「任天堂に訴えられたコロプラが妙に強気な真意を分析してみた」
という記事を書き、過去最高の3万PV越えを果たしている。その記事でもさらなる解説を約束していたので、参加しない訳にいかないのだ。
なお、裁判が始まる10分前に着いたが30人近く並んでおり、入廷したら42席ある傍聴席が満席になった。裁判傍聴でお馴染みのお笑い芸人・阿曽山大噴火さんまでいる注目の高さだ。
しかし、第1回口頭弁論は次回の日程を4月23日午後2時と決めただけであっさりと15分で閉廷してしまった。ノートとシャーペンを準備し、一言一句聞き漏らすまいと集中していたので拍子抜けも良い所であった。
このままじゃなんもわからねーと嘆きながら帰宅したのだが、後日に裁判資料(訴訟記録)が東京地裁で閲覧できる事を知った。そして2月22日、遅れながら私も訴訟記録を閲覧したのだ。
すると、なかなかに裁判の全容が見えてきた。
任天堂は超強力なキラー特許5件を武器にしつつ、万全の準備をして訴訟に臨んでいる。対してコロプラは隠し球もカウンター特許も何も無かった。コロプラの勝ち目が全く見えないのだ。
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任天堂 VS コロプラ特許訴訟・第1回戦 「裁判資料を読んだけど、コロプラの勝ち目が見えません」
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