出典:twitter
ツイッターを始めたのが2017年の2月25日である。ちょうど8ヶ月が経った。(卵アイコンで放置していたアカウントが有ったので、登録日は2012年4月になっているが)
私はミクシィもフェイスブックもツイッターも、SNSというものはさっぱりやった事が無い人間であった。しかし、縁があってアゴラに記事を投稿(http://agora-web.jp/archives/author/tatsuyamiyadera)させていただくようになり、反響を頂くような事も増えた。
そのため、記事の紹介や反響への対応をするために、それだけのつもりでSNSを始めたというわけだ。
さて、フリーランスとしてもっと自分の事を知ってもらいたい思いや、単純に色々つぶやくのが面白い事もあり、8ヶ月間楽しみながら続けてきた。そしたらフォロワーは840人、月間インプレッションは380万になった。
こんなしがないフリーランスエンジニアのつぶやきを読んでいただいた方には感謝の気持ちしかない。この場を借りてお礼を言いたい、ありがとうございました。
しかし、ふと気づいた事がある。フォロワーはまだ少ないかもしれないが、その割に月間インプレッションは多いのではないかと言う事だ。
ツイッターユーザーはフォロワー数で格付けされる。1000人未満の私はまだまだ
ツイッターのインプレッションとは、ツイートが表示された回数である。この数が多ければ多いほど、より大勢の人に自分のツイートが見られたと言う事だ。
そしてフォロワー数は、ツイッター上で自分をフォローしてくれた人数である。
自分のツイートはフォロワーのタイムラインに流れるため、フォロワー数が多ければ多いほど見られる数(インプレッション)も上がっていくと言うわけだ。
私のフォロワー数は現在840人である。始めたばかりの2月、3月はフォロワー数がゼロであり、誰にも見られていないんじゃ無いかと思いながらつぶやいていたものだ。それを考えれば、本当に大勢の方にフォローされるようになったと思う。
通常、ツイッターユーザーの「格付け」はフォロワー数で語られる。最近でも立憲民主党のフォロワー数が10万人を超えたとか、元SMAPの3人がツイッターを始めたら一言もつぶやかずにフォロワー数が10万、20万越えしたとして話題になった。
LINEの執行役員であり、自らも12万人弱のフォロワー数を誇る田端信太郎さんは、
フォロワー数が全てとは思わないけど、ほぼ毎日呟いてるのにフォロワーが1000すらも行かない人は、メディア関連の仕事やめるか、ツイッター自体をやめた方がいいと思う。
とツイートし、フォロワー数の重要性を訴えている。
私もこの考えには賛成だ。きちんとした考え、面白いつぶやきを発信しておられるフリーランスの方は、ほとんどフォロワー数が1万人を超えているように思う。
なので840人の私はまだまだだし、これからももっと多くの方にフォロワーになって欲しいと思っている。池田信夫さんのような29万人は無理でも、城繁幸さんや玉井克哉さんのようにいつか3〜4万人に達すれば、こんなに嬉しいことは無い。
ただ、自分のツイートへの反応やツイートアクティビティを眺めていて思った事がある。
フォロワー数はまだまだでも、「見てくれている人の数」はかなり良い線に来てるのでは?
月間インプレッション380万って、フォロワー数1万人に匹敵?
フォロワー数3〜4万人の方のツイッターを眺めていると、大体リツイートが恒常的に50くらいつくものだなと感じている。
確たる数字は無いが、「フォロワー数の内、ツイートを見てれくれる人の率は3割くらい」「リツイートしてくれる人は0.5%くらい」という報告を見るので、それを元に考える。
フォロワー数を1万人とすると、1つのツイートのインプレッションは3,000となり、リツイートは50となる。フォロワー数3〜4万人の数字と比べても納得できる。(詳しい数字をお知りの方は是非、ご教授ください)
私の場合、この1ヶ月のツイート総数が1,521で、インプレッション総数が3,813,055である。フォロワー数(840人)から期待される平均インプレッション数が252に対して、実績が2507である。
さらにリツイート総数が16,345である。フォロワー数から期待される平均リツイート数が4.2に対して、実績が10.7である。
つまり私の場合、平均より2倍多くリツイートされている。そのため、さらに多くの方にツイートを見てもらえているという好循環が生まれている。
単純計算で私のツイッターは平均してフォロワー数の10倍、8400人以上の方にいつも見られているという事だ。
フォロワー数はまだまだ少ないが、月間インプレッション380万はかなり良い線に行っていると思う。この数字はフォロワー数1万人の方にも匹敵しているんじゃ無いか?
意識している事は、ユニヴァーサリティとオリジナリティ
さて、この8ヶ月間、私がどのような事を意識してつぶやいていたか。それは、
ユニヴァーサリティとオリジナリティを意識する事
である。
<ユニヴァーサリティ>
やはり誰も興味が無い事をつぶやくより、みんなが興味を持っている事をつぶやく方が反応が大きくて面白い。しかし、自分が興味の無い事をつぶやいても底の浅さがバレるだけだ。
なので私はブログと同じく、知財、経済、キャリア、テクノロジーを中心に、世の中に起きたニュースを引用しながら感想をつぶやくようにしている。さらに元から政治にも大変興味があるのでつぶやくようになったが、いつのまにかこちらがメインになった感はある。
<オリジナリティ>
そして、もう一つ意識している事が「宮寺達也にしかつぶやけない内容」である。みんなが興味を持っているニュースであっても、「それは問題だ」「これからどうなるんだ」とか誰でにも言える内容だったら、別にわざわざ私のツイッターを覗きに来る必要が無い。
やはり「宮寺達也だからこそ、あいつにしか言えない何かを言ってくれるんじゃないか」と期待してくれるからこそ、この広いSNSの世界の中でわざわざ私のツイートを見に来てくれるんだと思う。
なので、ドラゴンボールとかスラムダンクとかカイジとかバキとか自分が好きな漫画のセリフを引用して説明したり、ニュースに書いていない独自視点のコメントを付ける。
例えば最近では、1705RT、19万インプレッションのこのツイート。
小池氏「東急ハンズやニトリには色々な物がたーくさん売っています。でも、ちょっと品揃えに足りない物がある。それは希望が売っていなーい! 」
オイオイオイ
ニトリと東急ハンズなめんなよ。新生活の希望にあふれる良品がたくさん揃ってるわ
これは「オイオイオイ」とグラップラー刃牙第1話の名ゼリフを引用しながら、「ニトリと東急ハンズに希望が売っている」とその時はまだ他の人が言っていなかった事をつぶやいた。
また1ヶ月以上前だが、4,389RT、58万インプレッションと最も読まれたツイート。
これからがほんとうの地獄だ
・全く無駄な追加対策工事費100億円
・さらなる開場遅れの損失200億円
・築地の売却益4000億円が活用案でほぼゼロに豊洲市場移転のゴタゴタ。元に戻ったのではありません。5000億円近いマイナス
これもまたリクームとの戦いを前にしたベジータの名ゼリフを引用しながら、マスコミが全く触れていない豊洲市場移転延期の損失を簡潔にまとめたものである。
こうやってユニヴァーサリティとオリジナリティを意識する事で、多くの方に読んでもらえたツイートが生まれた。ちなみに「ユニヴァーサリティとオリジナリティ」とは、名作漫画・「真・中華一番!」の作中で主人公マオと兄弟子ショウアンの料理バトルの際に、審査員長が優れた料理の条件として出したものである。
月間インプレッション380万は支えてくれるフォロワーさんのおかげ
ちなみに月間インプレッションやリツイート数は、ツイッター社が提供している「アナリティクス」のツイートアクティビティで確認する事ができる。
フォロワー数は誰でも確認ができるので、ツイッターユーザーを「格付け」しやすい指標ではある。しかし、やっぱり大事なのは実際にどれだけ見られたか、すなわちインプレッションではないか。フォロワー数が多くてもインプレッションが少ないとは、自分の本がたくさん本屋に並んだが、あまり読まれずに放置されているようなものだ。
そして、自分がなぜインプレッション数が多いか分析したら、それは素晴らしいフォロワーに恵まれているからだと思う。ツイートアクティビティで確認すると私のエンゲージメント率は3.5%である。これはかなり高い数字だと思う。ちなみにエンゲージメントとはリツイートや返信をしてくれたという事だ。
私は確かにフォロワー数は少ないが、私のツイートを見てくれ、リツイートや返信をしてくれる積極的なフォロワーの方の割合が凄く多いという事だ。
フォロワー数840人の私の月間インプレッション380万という事は、数十人、数百人の素晴らしいフォロワーは1万人のフォロワーに勝るという事だ。
改めて、こんなしがないフリーランスエンジニアのつぶやきを読んでいただいた方には感謝の気持ちしかない。この場を借りてお礼を言いたい、ありがとうございました。
しかし、フォロワー数が1万人とか、10万人を超えるような方々の月間インプレッションってどのくらいなんだろう?大変興味があるので、良かったら教えていただきたいと思っています。